歯が痛くなったら｜赤羽歯科「赤羽診療所」

こんにちは

赤羽歯科赤羽診療所の前野です。

今日は歯が痛くなったらどうなるのか？というテーマで話をしたいと思います。

歯が痛くなる原因は大きく分けて二つ考えられます。

一つは虫歯菌です。

歯は歯ぐきから出てる頭の歯冠部分は三層構造に分かれております。

一番外側からエナメル質、象牙質、歯髄で、構成されております。

虫歯になると、まずエナメル質が破壊され、次に象牙質、歯髄へと進行します。

痛くなるのは虫歯が象牙質や歯髄まで進んでしまった時です。

歯髄まで虫歯が進んでても痛くない事もありますが、いずれ痛みは発現します。

鏡で見た時に歯が黒くなってないと思っても、歯と歯が接する隣接面は見えない為、その隣接面から虫歯が発生し、進行していく事がすごく多いです。

また、虫歯の菌が歯髄腔と呼ばれる歯髄が詰まっている空間を通って根の先まで進行し、歯を支えている周りの骨まで膿が溜まってしてしまった場合は、根っこの治療をしていく必要があります。

もう一つの大きな原因は歯周病菌による歯周病です。

歯槽膿漏と呼ばれるものです。

歯の周りに汚れが溜まった状態が続く事で、歯の周りの歯茎や、歯を支えている骨に炎症を起こし、腫れたり痛みが出たりしてしまいます。

その状態を放置しておく事で、どんどん歯周病は進行し、歯茎や骨の炎症は広がり、溶けていくため最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

上記の痛みの原因のほかに

歯ぎしりが原因で歯に強い負荷がかかって痛くなってしまったり、

歯ブラシの圧が強かったり、歯ぎしりによって歯が欠けていく事で歯が痛くなってしまったり、冷たいものや熱いものがしみたりする事もあります。

親知らずが斜めや真横に生えてて、炎症があり痛みが出る場合もあります。

他にも歯の痛みの原因はいくつかありますが、主な原因は虫歯菌、歯周病菌によるものが多いです。

口の中で痛い所があったら、まずは歯医者さんの所までお越しください。

お口の中の状態を精査して、原因を調べ、対応致します。

痛みの他に、冷たいものがしみたり、温かいものがしみたり、たまに痛みがあったり、違和感があったりと症状は様々だと思いますが、何か異変を口の中で感じたら出来るだけ早めに歯医者さんに行くようにしてください。

その際もし痛みが強く、痛み止めが自宅にありましたら、飲んでから来院されても問題はありませんが、

痛みが一時的に抑えられる為、原因歯の特定が困難になる事があります。

その為、我慢できる程度の軽い痛みの場合は痛み止めを飲まずに来院された方が診断しやすくなるというメリットはありますが、あまり我慢してしまうと大変だと思うので、あまり無理はしないでください。

歯ぎしりや食いしばりによって一過性の痛みが出る事があり、それが原因だった場合は短期間で改善する為、来院される必要はありませんが、

虫歯や歯周病が原因だった場合は、一時的に痛みがなくなったとしても治ったわけではありません。

すい臓がんや卵巣がんのようなサイレントキラーのがんと同じように、症状がないまま進行し、再び症状が現れたころには根の治療が必要だったり、最悪抜歯になってしまっていることが多いです。

痛みの原因をご自身で食いしばりが原因だと特定出来るのであれば、経過観察をしていれば治るので来院する必要はありませんが、原因を特定することは個人では難しい為、歯科医院でレントゲンを撮影したり歯周病の状態を検査したりして原因をしっかりと特定していく必要があります。

その為、症状がないからといって放置しておくと、結果的にどんどん治療費がかかってしまうため、早期発見早期処置が重要になってきます。

お口のことでお困りの方は、赤羽の歯医者　医療法人社団　歯友会　赤羽歯科　赤羽診療所にご相談下さい。

赤羽歯科赤羽診療所は、ＪＲ赤羽駅　徒歩6分　南北線志茂駅　徒歩7分
地域に密着した優しい診療を行っています。