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ホワイトニングについて
2023.10.26
Contents
こんにちは。
赤羽の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 赤羽診療所」歯科医師 多田です。
皆さん白く輝く歯には興味があると思います。
歯を白くするものとしてよく聞くホワイトニングというものがあります。今回はそのホワイトニングについてメカニズムやホワイトニングの種類、それぞれのホワイトニングのメリット、デメリットなどについてお話させて頂きます。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング
ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと家庭で患者さんご自身で行って頂くホームホワイトニングがあります。オフィスホワイトニングでは高濃度の過酸化水素を使用しており、過酸化物の分解で起こるラジカル反応によって資質の着色や原因となる有機成分を分解しています。これらの反応は熱や光などの物理的刺激により促進されるためオフィスホワイトニングでは光照射を行います。
一方ホームホワイトニングは唾液などの水分や体温で緩徐に過酸化物を分解します。
メリット、デメリット
オフィスホワイトニングは一度の施術時間がおおよそ2時間程度かかります。ですが、短期間でホワイトニング効果を得る事が出来るため早く歯を白くしたい方におすすめです。またオフォスホワイトニングでは、ホームホワイトニングのようなマウストレーやその為の型取りなどが必要ないため嘔吐反射がある人にも安心です。
ホームホワイトニングは歯科医院での施術時間は短く終わる事が出来ますが、期間は1、2か月と長期間の使用での効果を期待することになります。毎日2時間前後ご自身でマウストレーをはめて行うため患者さんの使い方や使用継続の有無により効果が左右されてしまいます。自分のペースで歯を白くしたい人や上顎のみ下顎のみなど片顎のホワイトニングや部分的に効果を得たい方は使用しやすいです。
ここまではホワイトニングの種類について説明しましたが、実際にはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて大きく効果を得られる場合が多く、組み合わせてのホワイトニングも可能です。ホワイトニングを行う場合にはきちんと話し合い、患者さん一人一人に合ったプランを提案させて頂きます。
ホワイトニング後の注意事項と考えられる副作用
ホワイトニング後は出来るだけコーヒー、カレー、ワインなどの着色食品は頻度を控えましょう。特に直後24時間は色素をより吸収しやすいためそのような食品は必ず控えたください。喫煙者の方は24時間以内は禁煙も推奨しています。
ホワイトニング後は、知覚過敏(歯のしみる感覚)、歯ぐき、歯の痛みを感じることが稀にあります。ただこれらの症状の大部分は一時的であり、通常数日でなくなります。また、ホワイトニング後に歯の表面にホワイトスポットと呼ばれる点状の白い部分や茶色の縞模様が現れる場合があります。これらは、歯に元々存在するものがホワイトニングによって強調されたもので数週間から数ヶ月ほどで周りの歯と馴染んで気にならなくなりますが、気になる場合は気になる部分を詰めるなどの処置で対応できます。
ホワイトニングの効果は神経のある歯とない歯で異なります。神経のない歯はホワイトニングによる効果は神経のある歯に比べて効果が出にくいので色の差が出る場合がある事を頭に入れておきましょう。また、歯に部分的にある詰め物は白くならないので詰め物との色の差が出た場合は詰め物を取り換える可能性があります。
まとめ
上記のようにホワイトニングには様々やり方があり、自分に合った方法で治療を進める事が大切です。
もしホワイトニングに興味はあるけど詳しいことが良くわからない、お話だけでも聞いてみたいといった悩みがありましたらいつでもお気軽にご相談、ご来院ください。
お口の事でお困りの方や検診をご希望の方は、赤羽の歯医者 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 赤羽診療所にご相談下さい。
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