お知らせ
歯の詰め物・被せ物が外れるのはなぜ!?外れた時はどうするの!?
2022.12.08
Contents
こんにちは(^^)
赤羽の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 赤羽診療所」の盛田・井上・村上です♪
今日は「詰め物・被せ物が外れるのはなぜ?」「もし取れてしまったら?」についてお話したいと思います。歯のトラブルとしてよくあるのが、詰め物・被せ物などが外れることです。なかには、同じ個所が何度も外れてしまう方もいらっしゃいます。もちろん、詰め物・被せ物は一度セメントでつけたら二度と外れることがないわけではありませんが、短期間で繰り返し外れてしまうのは、相応の原因があるはずです。
詰め物・被せ物が外れてしまう原因は!?
①セメントの劣化
セメント(接着剤)が古くなると外れてしまうことがあります。この場合、問題がなければつけ直しすることができます。
②かみ合わせの変化
かみ合わせは毎日噛んでいるうちに様々な要因で変化してくるもので、以前は合っていても次第に強く当たるようになってくることがあります。
③むし歯
よくあるのが、むし歯が詰め物・かぶせ物の下にできている場合です。
④歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりなどが原因で強い力が頻繁にかかることによって外れやすくなります。
⑤歯が割れる
歯の頭の部分が割れている場合と、歯の根の部分が割れている場合があります。さし歯の場合はさし歯の土台の部分が根の先端に向かってくさびの働きをして、根が垂直に割れている場合もよく見られます。
もしも詰め物・被せ物が外れてしまったら!?
①無理に詰め直したり接着剤ではつけない
ご自分で無理やり詰め直したりしないでください。詰め物が壊れたり、歯が割れたりする危険があります。歯科医院では詰め物を装着するときにかみ合わせを調整しているので、そのかみ合わせが悪くなってしまいます。特に接着剤などでつけるような行為は絶対にしないでください。
②取れた詰め物・被せ物はきちんと保管する
取れた詰め物がお手元にあれば保管して歯科医院に渡してください。再利用できる場合もありますので、捨てないようにしましょう。保管する際はそのまま放置せず、箱やタッパなどの容器に入れてなくさないようにしましょう。箱やタッパに入れることで詰め物・被せ物の変形を防ぐことができます。
③取れた歯はしっかり歯磨きする
詰め物・被せ物が取れてしまった歯は、歯の柔らかい部分が剥き出しになっているので、細菌に感染しやすくむし歯になりやすくなっています。また、食べ物のカスも詰まりやすくなります。このため、他の歯よりも丁寧に歯磨きをして、清潔な状態にしておき、できるだけ早く歯科医院に行きましょう。
④詰め物・被せ物が取れた歯で噛まない
詰め物・被せ物が取れた歯は、非常に弱くなっています。噛むときにかかる力は意外に強いので、弱った歯で物を噛むと、ひびが入ったり、時には割れてしまうこともあります。そうなると抜歯することにもなりかねません。このため、できるだけその歯で噛まないようにしてください。特に硬いものは危険です。
⑤冷たいものや熱いものを控える
詰め物・被せ物が取れた歯は、大変過敏になっています。冷たいものや熱いものを飲んだり食べたりすると、その温度差が刺激になって、しみたり痛みを感じます。特に飲み物はお口全体に広がってしまうので注意しましょう。食べ物の場合は反対の歯で噛むようにしてください。
最後に
歯の詰め物・被せ物は何年も経つと、噛み合わせ等の変化、合着材(セメント)などの材料の劣化や温度変化、噛む力による材料のゆがみやむし歯などで取れてしまうことがあります。そんな時は慌てずに、できるだけ早く歯科医院へ行きましょう。ただ、お仕事や学校の都合などですぐに行けない場合もあると思います。治療の前にすべきこと・してはいけないことを知識として知っていただけたら幸いです。
当院は年内R4.12月30日(金)まで
年始はR5.1月4日(水)より行っております。
これからお正月を迎え、お餅を食べて詰め物・被せ物が取れてしまう方も居るかと思います。詰め物・被せ物が取れた時や、何かお困りのことがありましたら、赤羽の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 赤羽診療所」にご相談ください。
赤羽歯科 赤羽診療所は、JR赤羽駅 徒歩6分 南北線志茂駅 徒歩7分
地域に密着した優しい診療を行っております。