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レントゲン写真について
2022.3.01
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こんにちは。赤羽の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 赤羽診療所」の歯科医師駒林、衛生士加藤、濱野です。 今回は歯科で撮っているx線写真について簡単にお話ししていきます。
歯科医院で「レントゲン撮らせてください」と言われたことがある方は少なくないと思います。 そのレントゲンでどんなものを撮っているか、x線被爆量の安全性などを紹介していきます。
〖レントゲンの種類〗
歯科で撮るx線写真はこのような種類があります。
・パノラマ(大きなレントゲン写真)
・デンタル(小さいレントゲン写真)
・歯科用CT
・セファロ
主に上の4種類を治療内容に合わせて使い分けています。
・パノラマ撮影 パノラマは大きなレントゲン写真で上下の歯全体を撮影され、歯並びや顎骨内部の病気の有無や骨折、歯周病などでの骨の吸収の有無や、顎関節の状態などの確認などの時に撮影します。
・デンタル撮影
デンタルは小さなレントゲン写真で、隣り合った2~3歯を撮影対象として、細かい情報を得られて口腔内を見ただけでは見にくい虫歯や治療過程の確認などの時に撮影します。
・歯科用CT
パノラマやデンタルは2次元で平面であるのに対して、CTは 3次元(3D)で立体的な画像となります。2Dでは確認し辛い、例えば親知らずの正確な位置や根の状態などが確認することが出来ます。
・セファロ
一定の規定に基づいて撮影するので、治療前と治療後の比較が出来、経年的に撮影することにより成長の過程が確認できます。主に矯正治療の時に撮影します。
〖被爆量〗
次に被爆量についてです。
当院では、レントゲンのデジタル化によって、治療で使用する エックス線の被曝線量が、以前と比較して4分の1となりました。
その結果、被曝する線量はお口全体が撮影できる大きい写真(パノラマ撮影法)で0,03ミリシーベルト、 お口の中に入れて撮影する小さい写真で0,01ミリシーベルトになります。 これはヒトが自然界で1年間に受ける照射量のおよそ40~100分の1と極めて少なく、その安全性は非常に高いです。
レントゲン写真から得られる情報量は非常に多く、 より良い治療を行っていくうえで、必要不可欠と言えます。 また、レントゲン撮影中は鉛の入ったエプロンを着用しますので、臓器への被曝はほぼゼロにすることが出来ます。皆様エプロンの着用にご協力お願い致します。
赤羽歯科 赤羽診療所は、JR赤羽駅 徒歩6分 南北線志茂駅 徒歩7分 地域に密着した優しい診療を行っております。 歯の痛みや違和感を感じましたら、来院ください。