お知らせ
総義歯(総入れ歯)の種類について
2022.1.12
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赤羽の歯医者 医療法人社団歯友会 赤羽歯科赤羽診療所の中村・盛田・湯浅・髭です。
今日は総義歯(総入れ歯)の種類についてお話しようと思います。
大まかに分けて、保険適用の義歯と保険適用外の義歯があります。
保険適用外の義歯は保険適用の義歯と比べると、①強度②審美③快適性に優れます。
では、保険適用の総義歯と保険適用外の総義歯について詳しくお話していこうと思います。
※総義歯(総入れ歯)とは、1本も歯がない方に入れる入れ歯の事です。
保険適用のレジン(プラスチック)床義歯について
■レジンは、入れ歯で一般的に使用している保険適応材料です。
■プラスチックの強度を保つため、床自体を厚くしなければならない材料的な難点があります。そのため、違和感があり、また食べ物の熱さや冷たさが感じにくいです。
■人工歯が柔らかいため、すり減りが大きく、結果かみ合わせが悪くなり、再製作の時期がはやくなります。
■プラスチックは、汚れ(細菌・歯石など)が付着しやすく、この汚れが口臭の原因になったり、変色の原因になったりします。
★保険適応義歯の利点は保険適応外の義歯と比べると、お値段が安い所です。ただ、上記に記載したような難点があります。
金属床義歯(保険適応外)
■金属フレームは
①熱伝導性が高いので、食べ物の熱い・冷たいがよく伝わって食事が美味しくいただけます。
②義歯を薄くでき、発音もしやすくなります。
③たわみが少なくフィット感があり、よく噛めます。
④壊れにくく長く使っていただけます。
■人工歯は堅い物を使えますのですり減りが少なく、入れ歯を長く使っていただけます。
■人工歯の形・色・素材に様々なものが有り、その中から患者様に合ったものを使用しますので、審美的な入れ歯になります。
■金属部分は汚れにくく清潔さを保ちます。
■精度の高い金属を使う必要があり、高度な技術が必要になります。
【コバルトクロム床義歯】
■コバルトクロムは、強度と柔軟性を併せ持ち、さびにくく生体への親和性が高いという特徴から、金属床の材料として現在でも広く使用されているスタンダードな金属です。
■チタンに比べると生体親和性はやや低く、2倍重いです。
【チタン床義歯】
■チタンはコバルトクロム合金の約半分の重さの金属です。
■純チタン最大の特徴は生体親和性の高さです。インプラントの人工歯根や体内に埋め込むボルトなどでも使われている体に優しい金属です。金属アレルギーの心配がなく、腐食にも強い金属です。
■合金化しないことで最高の生体親和性を持ち、チタンならではの軽さと強さを併せ持っています。
【白金加金床義歯】
■昔から体に安全とされる金やプラチナを主材料とした合金です。
■仕上がりの美しさはもとより、鋳造性に優れているので、ピッタリ合いやすくお口の中では心地よい装着感です。
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